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2017.11.7

島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞 第10回受賞作発表

 「島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」(福ミス)の第10回受賞作が、10月27日に発表された。

 福山市丸之内のふくやま文学館に、実行委員長の枝廣直幹市長、作家の島田荘司さん、出版社3社(講談社/光文社/原書房)の編集者が揃い、過去最多応募の118作品から選んだ受賞作を発表した。


 タイトルは『魔手』。 元警官の探偵・梓凪子の中学生の甥が飛び降り自殺し、母親である姉の依頼を受けて真相解明に乗り出すが…女性探偵が活躍するハードボイルド的な要素を織り込むとともに、姉との確執など登場する女性のドロドロとした心理を巧みに表現した作品。

島田さんは「女性の心のひだの隅々にまで手が届く。パーフェクトな手応えと最後に大変な感動がある。はっきり言っておもしろいです」と絶賛する。


 著者は松嶋チエさん(本名:松尾智恵子さん/大阪府枚方市在住56歳)。
 元大阪府警の警察官で、国内初の女性白バイ隊員という異色の経歴の持ち主。退職後の20代後半から小説を書き始めた。記者会見では「これまで色々なジャンルを約40作書き、ミステリーを結果に結びつけられず、これが最後という思いで仕上げた。大きな幸運を転機に精進して飛躍したい。次は主人公にどういう事件を起こそうか頭がいっぱいでワクワクする」とシリーズ化も視野に喜びを語った。

 同社文芸第三出版部の都丸尚史部長は「サプライズエンディングがあり、良い作に仕上げる。2作、3作を世に問えるよう伸ばして行く」と話している。
 光文社文芸図書編集部の貴島潤編集長は「福山市が主催する賞がエポックになるのを間近で見ていることを福山の人は誇りにして欲しい」。原書房編集部石毛力哉部長は「これから書く人には、そつなく解決よりも、特徴、専門知識などのある強い物語を」とすすめた。

 来春、講談社から出版予定。表彰式は、来年5月の福山ばら祭会場が予定されている。


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