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異業種リレーの『わ』

特集・読み物


2017.10.19

異業種リレーの「わ」No.595 株式会社 藤和 専務取締役 藤原洋明さん


今回は、「株式会社都」代表取締役社長、㟢本 大さんのご紹介により、「株式会社藤和(福山市卸町12-1 TEL.084-920-3600)」専務取締役、藤原洋明さんに登場願いました。

 

自分に合う 一番オシャレなワーキングウェアを

 

…仕事がさらに好きに
 自分の好きなデザインの服を着て好きな仕事をすることは、仕事をさらに好きになれると思います。藤和が作る作業着、TS DESIGN(ティーエスデザイン)にはそんな想いを込めるとともに、多種多様な作業現場に対応した機能性・耐久性、そして選べる豊富なデザインを用意しています。
 祖父が55年前、芦品郡新市町で繊維問屋「藤原和郎商店」を創業し、その後製造も始め作業着メーカーへと成長していきます。幼い頃から祖父に創業当時の話を聞く機会も多く、社長として働く父の姿も見て、長男の自分がいつかは事業を継ぐだろうと自然と考えるようになっていました。
 中学の頃からはファッションへの興味が深まりその時代にあった、格好いいデザインの服を着るなど、ファッションに対する気持ちは強まっていきました。


…ゼロから始めた海外勤務
 京都の大学を卒業後、岡山県に本社を構える繊維総合商社に入社し、すぐに香港支社に赴任することになりました。日本人は私を含め2人だけで、広東語と英語を使う職場で語学に自信がない私にとって、言葉が通じるか不安がありました。それでも、自分にとって厳しい環境の中で成長していきたいという思いと、希望しても簡単に経験できるものではない海外勤務に、即戦力にならない私を選んでくれた会社に貢献したい気持ちをもって現地へ向かいました。
 最初こそ英語のメールを一通送るのに、2時間近くかかっていましたが、〝お客様に迷惑をかけたくない〟と思い、寝る時間を削りビジネス会話を必死に覚えたのを覚えています。
 日本の企業からオーダーを受けて、生地の段取りから現地の製造会社に発注までを行なった3年間は、衣服のモノづくりのノウハウを学ぶことができた貴重な時間になりました。


…固定概念を打ち破る
 25歳の時、一生この会社で生きていく覚悟を持って藤和に入社しました。
 入社する前まで好きなデザインの服を着て、自由な発想でファッションを考えていた私にとって、作業着はどの年代が着ても当たり障りのない上下お揃いのデザイン、価格や在庫点数を重視する業界の考え、デザインに大きな変化を持たせることがタブーのような雰囲気に加え、それを業界の常識だと思っている風潮が正直なところ非常識だと感じていました。
 なにか変化を付けたいと模索を続けていた30歳の時、リーマンショックで下がった業績を回復させるための大きなキッカケとして、新しいことに挑戦しないといけないと考え、他社と変わらない作業着製造を全てやめて、タブーとスタンダードをぶっ壊そうと「TS DESIGN」ブランドを発表しました。もともとは祖父が、一番洒落た服を作りたいという想いを方言とダジャレで掛け合わせて作った「TOP SHALETON(トップシャレトン)」という既存ブランドの頭文字と、デザインにこだわっていきたいという想いをあわせ、その中に祖父の想いも引き継いでいます。
 大きなプレッシャーがありましたが、社内で徹底的にデザインを練り直し、自分たちスタッフ全員が良いと思う新モデルを毎年発表し続けていることで、ブランド始動から5年がたった頃には市場に広く認知されるまでになりました。今では建設現場や工場作業、介護現場のユニフォームなど業種問わず依頼をいただき、ロンドンオリンピックの審判員のユニフォームやドラマの衣装にも採用されています。それ以外にも、今でこそ加圧インナーとして馴染みのあるコンプレッションインナーを、日本で初めてワーキング向けに開発して、販売を行なっています。
 これからも固定概念にとらわれず、様々な作業現場に対応した機能・耐久性はもちろん、若い世代を中心に幅広い年代からも支持されるデザインの作業着を福山から、日本全国に発信していきます。


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