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こんにちは!いしいクリニックです!

特集・読み物


2017.9.6

No.110 乳房が時々痛む原因とは何か

乳房が時々痛いことがありますが、原因を教えてください。


 実のところ、乳房や脇の下が痛むのは、およそ7割の女性が生涯のうち一度は経験する症状です。また乳腺外来の受診理由の7割は乳房の痛みであるともいわれます。心配される方が多いのですが、乳がんと痛みは、ほとんど関係ないと考えられています。胸の痛みは①周期的な痛み、②生理の周期とは関係のない痛み、③乳腺以外の痛みに分類され、おおむね頻度は①70%、②20%、③10%ほどです。①周期的な痛みは、生理が始まる前に痛みが強く、終わるころに軽快します。通常両方の胸で、脇の下や腕の方まで痛みを感じることがあります。女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの2種類があり、両者のバランスの乱れが痛みの原因と考えられています。若い年代に多く、特に治療しなくとも軽快することが多く、また閉経後は軽快します。②生理の周期とは関係ない痛みは、30歳から50歳くらいの年代に見られます。通常は片方の胸の一か所に痛みを感じます。原因は良性の腫瘍や、乳腺症に伴うのう胞が原因のことがあり、一度病院での検査が勧められます。③乳腺以外の痛みは、肋骨の痛みや、筋肉の使い痛みのことがあります。病院で診察を受けた方が良いのは、痛みが強い、2週間以上続く、しこりを触れる、乳頭から分泌がある、炎症を伴っている、乳房の特定の一か所が痛む、症状が徐々に悪くなる時などです。このような時にはあまり心配せず、受診してください。マンモグラフィや超音波検査で問題なければ、特に心配はありません。安心することで、痛みが気にならなくなることも多くあります。また、固定のしっかりしたスポーツ用のブラジャーの着用や、カフェインや脂肪分の多い食事を控えめにすると、痛みが軽減することがあります。また痛みが強い時には通常の痛み止め(イブプロフェンやアセトアミノフェン)の内服や、痛み止めの塗り薬(ジクロフェナク)も有効です。



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