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こんにちは!消化器・呼吸器内科です!

特集・読み物


2017.8.24

No.19 胃の痛みと検査について

最近たびたび胃が痛くなります。胃潰瘍が心配ですが胃カメラもこわいのでしたくありません。検査せずに診断と治療ができませんか。

残念ながら胃カメラやバリウムによる胃透視の検査以外で胃潰瘍かどうか診断つける方法はありません。しかし胃透視では潰瘍の存在はわかりますが、胃潰瘍か胃がんか判別をつけることはできません。胃潰瘍に見えて胃がんだったということもあるので診断をつけるのは胃カメラが最も良い方法だと思います。こわくてどうしようもない時は安定剤を使って眠った状態で胃カメラを行うこともできますし、鼻から行う経鼻内視鏡なら嘔吐反射もほとんどなく苦しまずに検査を受けることができます。

 胃潰瘍や十二指腸潰瘍の特徴としてはだいたいがみぞおちのあたりの痛みで、十二指腸潰瘍は空腹時や夜間に痛く、食べると痛みは軽減し、いっぽう胃潰瘍は食後に痛みが増すことがおおいという傾向があります。ピロリ菌に感染していたり、痛みどめのお薬を内服していると潰瘍を発症しやすくなります。痛みどめを内服していると潰瘍の痛みも感じにくくなって、けっこうひどくなるまで気づかないこともあり注意が必要です。ピロリ菌に感染していると胃潰瘍や十二指腸潰瘍の治癒と再発をくりかえすこともめずらしくありません。ピロリ菌を除菌することで再発を防ぐことができます。みぞおちのあたりが痛く黒い便が出ると胃潰瘍や十二指腸潰瘍から出血している可能性もあります。

 現在胃潰瘍や十二指腸潰瘍はほとんど内服薬のみで治りますが、放置して潰瘍が大きくなり穿孔すなわち穴が開いてしまうと手術しないと治らない場合があります。それどころか生命にかかわる場合があるので我慢せず早めに検査を受けてください。


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