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Prekoトップページ > とめぞうのお笑いコラム > 【vol.04】涼しくなる話。
とめぞうのお笑いコラム

特集・読み物


2017.8.18

【vol.04】涼しくなる話。



まだまだ、あつはなつい!違った、夏は暑い!

という訳で涼しくなる話。

子どもの頃の夏休みは田舎のおばあちゃんち。

江戸時代からある昔の庄屋造りの旧家で古くて大きかった。
昼間でも陽が差さない廊下は涼しくお気に入りの場所だった。ひとつを除けば。

それは、いつの頃からかある髪が長く着物を着た日本人形。
こちらをじっと見てるような気がして気持ち悪かった。
夜中、便所に行くときもその人形の前を通らなければ行けない。
その怖さに朝まで我慢したのも一回や二回ではない。

ある夏の朝のこと。
思いきってその人形を持ち出してみた。捨てるためだ。
近所のごみ捨て場に捨てた。
暗くなるまで遊んで帰って来ると………。

今朝捨てたはずのあの人形が廊下のいつもの場所に立ってこちらを見ている。

確かにこの手で捨てた。
でも、戻ってきている。
自分の足で歩いて帰って来たということなのか。

体が震える。

後ろから おばあちゃんの声がした。

『ごみ捨て場に捨ててあって、もったいないので拾ってきた』

ばあちゃんが拾ってきたんか~い!


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