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こんにちは!消化器・呼吸器内科です!

特集・読み物


2017.7.28

No.18 血便について

血便が続いています。深刻な病気でしょうか。

血便とは比較的鮮やかな赤い血の色をした便であったり、血液そのものがでる場合をいいます。真黒な便が出るタール便などは胃や十二指腸からの出血を疑うのに対し血便は肛門に比較的近い大腸からの出血を疑います。

 血便をきたす病気を一覧表にしてみました。もちろんこれがすべてではありません。

 痔はかたい便の表面に鮮血が付着していたり、排便後紙に血がついていたりします。

 潰瘍性大腸炎やクローン病は最近増加傾向にある難病で慢性的に粘液状の下痢や血便を伴いますが、クローン病は下痢や血便がみられないこともあります。

 虚血性大腸炎は突然激しい腹痛と下痢と出血をきたします。大腸の血液の流れが悪くなっておきる病気です。ほとんど自然に治ります。

 出血性大腸炎はばい菌の感染によっておきる病気です。O|157が有名です。激しい腹痛と下痢がみられます。熱はでないこともあります。小児と高齢者に多く、重症になることがあり注意が必要です。

 大腸憩室炎も腹痛、発熱を伴い下痢や血便が出ることがあります。しかし下痢、血便はむしろ少数です。

 様々な病気がありますが最も心配なのは大腸がんでしょう。がんのできる部位や大きさなどによって下痢をしたり、便秘になったり、出血量も多かったり少なかったり、様々な症状を呈します。一度でも血便があれば検査を受けたほうがよいでしょう。


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