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こんにちは!いしいクリニックです!

特集・読み物


2017.5.19

No.106 乳がん検診の結果について

乳がん検診の結果が、『要精密検査』と送られてきました。乳がんの可能性が高いのでしょうか?


 乳がん検診で撮影したマンモグラフィは、『カテゴリー分類』によって評価され、5段階に分かれます。カテゴリー1は『異常なし』、カテゴリー2は『良性』で、心配のない石灰化など明らかに良性と判断できる所見があります。カテゴリー3は『良性、しかし悪性を否定できず』で、良性の可能性が非常に高いが、悪性も否定できない所見があり、超音波検査など追加の検査が必要とされます。カテゴリー4は『悪性の疑い』で乳がんに典型的ではないけれど悪性の可能性が高い所見で、細胞診や生検も含めた精査が必要とされます。カテゴリー5は『悪性』で、ほぼ乳がんと考えられます。乳がん検診ではカテゴリー3以上で精密検査が必要と判定されます。市町の乳がん検診など、実際に届く結果にはカテゴリー分類が書かれていませんが、頻度的にはカテゴリー3のケースが多いです。ですので、検診で異常を指摘されても必ずしも乳がんではないことが多い事を知っておいて頂けたらと思います。乳がん検診は2年毎で期間が比較的長く簡便な検査ですので、『要精密検査』とは、たぶん大丈夫と思われるけれど、念のために超音波検査もしておいた方がいいのでは、あるいは今回精密検査をして異常がないのを確認して、2年毎ではなく、念のためもう少し短い間隔で経過を見たほうがいいのでは、といった意味合いもあるかと推察されます。大まかな乳がん検診のイメージですが、1000人乳がん検診を受けたとすると、『要精密検査』になる人が80人くらいです。超音波検査など追加の検査を受けて細胞診や生検まで必要とされる人が10人で、そのうち3人が乳がんと診断される割合です。ですので『要精密検査』がきても、あまり心配しすぎないように、それでもやはり早めに専門の施設を受診するようにしてください。


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