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こんにちは!循環器科内科です!

こんにちは!循環器科内科です!
No.89 不完全右脚ブロックと完全右脚ブロック
by 竹本 雅雄 先生 2017.5.19

健康診断の心電図で、不完全右脚ブロックでした。治療は必要ありませんか?

心臓は左右の心房と左右の心室に分かれています。心臓は電気刺激を与えると収縮します。正常の場合、右心房の上にある洞結節というところから、規則正しく電気刺激が出ます。その刺激によって、まず左右の心房が同時に収縮します。次に心室に電気刺激が伝わり、左右の心室が同時に収縮します。
 電気刺激が心室に流れてくると、電気の流れる線が右室に流れる線と左室に流れる線の2本に分かれます。これを右脚と左脚と呼びます。右脚ブロックは、この2本のうち右の右脚の電気の流れが悪いという意味です。不完全右脚ブロックと完全右脚ブロックとあります。不完全右脚ブロックは電気の流れが遅くなっている状態です。完全右脚ブロックは電気の流れが途切れている状態です。途切れていても左室の方から遅れて電気が流れてきますので、左室より少し遅れて右室も収縮します。
 右脚は左脚に比べて細いので、電気の流れが遅くなったり、途切れたりすることが時々みられます。特に心臓に病気がない場合でも右脚ブロックはみられます。
 不完全右脚ブロックは、正常と同じ動きをしますので特に問題ありません。完全右脚ブロックは、右室が左室よりも少し遅れて収縮しますが、血液の流れに影響はありません。完全右脚ブロックの場合は、心臓に病気がないか、一度心臓超音波検査を受けてみるとよいでしょう。心臓に病気がなければ、特に運動制限など必要なく、普通に日常生活を送れます。心臓に病気があれば、その病気に合った治療が必要になります。


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ブログを書いた人
竹本内科循環器科院長
竹本 雅雄 先生
福山市大黒町1-8
(050)1220-8886
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