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異業種リレーの『わ』

特集・読み物


2017.4.21

異業種リレーの「わ」No.577 株式会社Acroネットワーク代表取締役 藤井 友博さん


今回は、「株式会社ラックス」代表取締役、山田 哲矢さんのご紹介により、「株式会社Acroネットワーク(福山市王子町2丁目4-10、TEL.084-932-5599)」代表取締役、藤井 友博さんに登場願いました。

 

ITにコミュニケーションをプラス
広い視野でサービス提供

…広い視野で新しい自分に
 深津町に生まれ、幼い頃から野球が好きでプラスチックバットとカラーボールで遊んでいました。小学3年生になると地域のソフトボールチームに入り、チームの練習が無い時でも自宅で練習をして地域大会の優勝を目指して頑張っていました。練習のおかげでショートで4番、キャプテンとして、学校選抜チームに選出されました。打つことが好きで、ホームランをよく打った記憶があります。
 中学生になると野球部に入りましたが、行動範囲が広がったこともあり、野球をするよりも友人と遊びに行くことが多くなってしまいました。しかしプロ野球選手になりたいという夢を諦めきれず、高校進学を機にもう一度真剣に野球に取り組もうと考えました。再挑戦の気持ちで入った野球部は、地区大会に優勝するなど甲子園を狙える雰囲気のあるチームでした。強豪校だけに入部時の同期のほとんどは、それまで4番だったりエースだったりした選手で、人数は100人を超えていました。1年後には20人に減るほど、競争も練習もとても厳しいチームでした。監督から送球時の肩の良さを買われて、キャッチャーに転向したことが今に繋がる人生の転機になったと思います。グラウンドではみんなと1人だけ目線が違い、全体を見渡せるポジションです。人とは違う考え方、全体を見渡す力を身に付けられたと思います。甲子園には出場できませんでしたが、新しい自分に出会えた3年間になりました。

…プレッシャーをもって
 卒業後は声を掛けていただいた、山口県の企業で社会人野球を続けました。多くの社会人チームは午前中は会社で仕事をするのですが、この会社では、社長が社会人野球部を作ることが一つの目標だったということで、チームへの期待が高く、朝からずっと練習出来る環境でした。自分の中で、プロ野球選手になる夢に一区切りついたところで、野球も会社も辞めて福山に戻ってきました。野球しか経験してこなかったため、これから何をしたらいいか分からず困っていたところを中学時代の友人に誘われ、運送会社に就職しました。当時は広島空港など公共工事が盛んに行われていて、毎日建設現場で使う重機の運搬に忙しくしていました。やがて公共工事が下火になり、少しずつ仕事が減ってきたので、手に職をつけて自分で何か出来ないかと考えたのが25歳の時です。前回登場した株式会社ラックス山田社長に相談したところ、大手通信会社の工事請負会社を紹介してもらい、個人事業主として10年間修行しました。その間に電気通信に関する国家資格を取得して、今の会社を起業したのが36歳の時です。社員の生活とその家族を養うために、どんどん仕事をするぞ!!という良い意味でのプレッシャーを持ってのスタートでした。それまでの電話工事と併せて、インターネットの光回線が一般家庭でも普及し始めた時期でもあり、仕事の紹介も多くいただき忙しい毎日でした。

…ITで未来を創造
 勉強会に参加したことがキッカケで、キャッチャー時代に培った視野を広く持つ感覚を、仕事にも応用して取り入れたら、新しいビジネスチャンスがあることに気付きました。これが現在力を入れているITにコミュニケーションをプラスした、ITCツール「ケアパネルシステム」の普及に繋がっています。このシステムは介護や医療現場でタブレットを、ナースコールの代わりに利用するもので、在宅介護や施設から遠隔地でも、緊急時には迅速に担当医師や家族などが対応できると多くの方に喜んでもらえています。また、映像を使った防犯システム、セキュリティ回線やビジネスフォンなど提供できるサービスも増えています。今後、通信の分野はますます進化し、さらに便利な世の中になっていくと思います。
 起業時の「社員とその家族を幸せにする」という思いを忘れず、これからも広い視野とITを使った技術で地域社会に貢献していきたいと思います。