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こんにちは!循環器科内科です!

特集・読み物


2017.4.21

No.88 心房細動について

心房細動のため、血液をサラサラにする薬を飲むように言われました。なんともないのですが、薬を飲む必要があるのですか?

3月初旬に心房細動週間がありました。心房細動という病気を、みんなに知ってもらうためにできました。心臓の脈拍は正常では規則正しくうちます。それは洞結節と言って同じ間隔で電気刺激を出すところがあるからです。心房細動は、洞結節が正常に機能しなくなって、他のところからバラバラに電気刺激が出るために脈が不規則になって心房がうまく収縮できていない状態です。心房細動になると、普通動悸がしたり、胸部不快感が出ます。しかし、慣れてしまうと、特に症状がなくなります。この病気の怖いところは、脈がバラバラなところではなく、心臓内に血栓と言って血液の固まりが出来やすいことです。血栓ができて、それが脳に流れて脳の血管を詰まらせると脳梗塞を起こします。心房細動による脳梗塞は、脳梗塞の範囲が広く、また重症になりやすく、回復も難しいことが多いのが特徴です。血栓ができなければ、正常な人と同じ生活が出来ます。運動も普通に出来ます。そこで、心房細動の人を脳梗塞が起こる前にみつけて、血栓を作らないように治療しようという目的で、心房細動週間が出来ました。
 自分で自分の脈を調べてみる。動悸などの症状があってもなくても、自分の脈を調べて、脈が乱れていれば、心房細動の可能性が高いです。心電図検査を受けて、心房細動かどうか調べることが大切です。自分の脈を調べる方法は、手首の親指側に、反対の手の人差し指と中指、薬指の三本の指の指先を押し当てて、拍動を感じるところを見つける。そして、脈が乱れていないかどうかをみることです。心房細動になりやすい人は、中高年者、高血圧、飲酒習慣、メタボリック症候群、心臓病、腎臓病、糖尿病、甲状腺機能亢進症の人です。心房細動だからといって恐れる必要はありません。血栓ができなければ、正常な人と同じ生活が出来ます。ただ、血栓を作らないようにするために、血液をサラサラにするお薬が必要になります。


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