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こんにちは!循環器科内科です!

特集・読み物


2017.3.17

No.87 房室ブロックについて

心電図の検査で1度房室ブロックと書いてありました。房室ブロックは何度まであるのですか?

心臓は心房と心室に分かれています。心臓が収縮する時、まず心房が収縮してその次に心室が収縮します。心室が収縮して血液を全身に送り出します。1度房室ブロックというのは、心房が収縮して次に心室が収縮するまでの時間が正常より長い場合をいいます。心房も心室も正常に収縮しています。普通に全身に血液は送られていますので問題ありません。日常生活も運動も普通でかまいません。他に2度房室ブロックや3度房室ブロックがあります。4度房室ブロックはありません。
 2度房室ブロックは、心房と心室の電気信号が時々途切れる状態です。電気信号が途切れると心室の収縮が止まります。心室の収縮が止まると心臓が収縮してないことになります。つまり心臓が時々止まる状態です。2度房室ブロックには、治療が必要な状態と治療が必要でない状態と2種類あります。電気信号の途切れている場所によって区別されます。ヴェンケバッハ型は、特に症状がないので、治療は必要とせず、定期的な検査になります。モビッツ2型は、意識消失発作を起こします。したがってペースメーカーという器械を体に取り付ける必要があります。このペースメーカーから電気信号を出して、心臓が止まらないようにします。どちらになるかは、心電図検査で分かります。
 3度房室ブロックは心房と心室の電気信号が途切れている状態です。したがって心房と心室がバラバラに収縮している状態になります。この状態は危険です。心房と心室の収縮のタイミングが悪いとうまく血液を全身に送れなくなったり、一時的に心臓が止まったりすることがあります。そうすると意識がなくなったりして危険です。この場合も治療が必要です。治療は、ペースメーカーという器械を体に取り付けます。この器械から電気信号を出して、心房と心室の収縮のタイミングを正常にすることです。


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