ぷれこweb
ぷれこサイト内検索!
Loading

Prekoトップページ > こんにちは!いしいクリニックです! > No.103 乳首から出る液体について
こんにちは!いしいクリニックです!

特集・読み物


2017.2.10

No.103 乳首から出る液体について

乳首を押したり、胸を絞ったりすると乳首から液体が出てきます。病気の心配がありますか?


 授乳をしていないのに乳頭から分泌があると心配になるかと思いますが、すべてが病気というわけではありません。正常な乳頭分泌の原因として、妊娠中、卒乳後のしばらくの期間、ジョギングなどの運動や下着による刺激などがあります。乳がん以外で病的な分泌の原因としては、乳腺症、乳汁漏出症、乳腺炎、乳管内乳頭腫などがあります。乳腺症は女性ホルモンのバランスの乱れにより、胸の痛みなどを伴うことがあります。乳汁漏出症は乳汁を分泌するホルモンが異常に出て乳汁が出ますが、飲んでいるお薬が原因のこともあります。乳腺炎の際は胸が赤くなったり、熱や痛みを伴います。乳管内乳頭腫は、乳汁の通り道の乳管の中にできる小さい良性の腫瘍で、分泌の中に血が混じることがあります。乳がんが原因で乳頭分泌がある場合は、乳がんが乳管の中に広がっていたり、乳頭乳輪にできるパジェット病と呼ばれる稀なものがあります。一般的に、正常の乳頭分泌は両方の胸のことが多いです。病的な分泌でなくても、心配のあまり何度も乳頭を押さえたりつまんだりを繰り返すと、かえって分泌が多くなることがあります。このような時にはしばらく何もしないでいると改善することがあります。

 注意が必要なのは、胸にしこりがあって分泌がある、片方の胸だけ、特に乳頭の一か所から決まって出る、分泌に血が混じっている、分泌が自然と出てくる(下着につくなど)、ずっと続いている、閉経しているのに分泌があるなどです。正常な分泌か病的なものか、マンモグラフィや超音波検査のほか、分泌物を検査したり、血液検査をお勧めすることがあります。診察をすることで、治療が必要かどうかわかりますし、頻度的には乳がんが原因のことは少ないので、安心のためにもまず受診してみてください。


忘新年会特集2017~2018
バスツアーのご案内