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こんにちは!消化器・呼吸器内科です!

特集・読み物


2017.1.27

No.12 糖尿病の治療について

家族が糖尿病と診断されました。糖尿病の治療について教えてください。


 糖尿病の治療は食事療法と運動療法が基本となります。食事はバランスのとれた栄養と適切なエネルギー量が大切です。1日のエネルギー量(食事摂取量)は標準体重と毎日の仕事量や運動量から算出します。血糖値を下げるには有酸素運動が有効ですが、年齢や健康状態を考えて無理なく継続できる運動を行っていくことが大事です。食事と運動療法でもまだ血糖値やHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)が高い場合や、はじめから食事療法、運動療法だけでは難しいと判断される場合はお薬を使って治療します。膵臓が疲弊してしまってインスリンがほとんど出ていないような場合はインスリンを注射して血糖値を下げます。インスリンを注射する回数は状態に応じて変わります。最近では膵臓が弱り切ってしまう前に早めにインスリンの注射を始めることがあります。そうすることで将来、膵臓が元気を取り戻しインスリン注射をやめることができることがあります。内服薬はいろいろ種類がありますが膵臓からインスリン分泌を促し血糖値を下げるタイプのものが多いです。注射も内服薬も基本的に血糖値を下げることを目的としていますから、逆に血糖値が下がりすぎてしまう低血糖に注意が必要です。最近では低血糖のおきにくいものや、週に1回内服するだけのもの、尿に糖の排泄を増やして血糖値を上がりにくくするものなど新しい薬が登場しています。特に尿糖の排泄を増やすタイプのものは肥満のある糖尿病患者さんには体重減少効果の期待ありという特性もあり薬の組み合わせなどで治療の選択肢も広がっています。


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