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こんにちは!いしいクリニックです!

特集・読み物


2017.1.13

No.102 乳がんの検診施設について

乳がん検診はどこで受けても大丈夫でしょうか?何か情報はありますか?


 乳がん検診はどこで受けても大丈夫かと、ふと疑問を持たれることもあるでしょう。受診者からすると、検診施設はみな一定基準を満たしていて、その中でよりよい施設が選択できるのがベストと思います。〝一定基準を満たしていて〟とは〝ちゃんと精度管理がなされている〟のと同じ意味合いです。

 マンモグラフィ検診の歴史は、日本は欧米の少し後を追いかけてきました。アメリカでマンモグラフィによる乳がん検診を導入する際に、アメリカ食品医薬品局(FDA)による調査で、検診施設として不適切なものが36%もあったことが分かったため、1992年マンモグラフィ品質基準法を制定し現在に至っています。日本では少し遅れて1997年に厚生省により精度管理を目的とした組織が作られ、2013年日本乳がん検診精度管理中央機構として現在に至っています。

 主な役割の内訳は第一に医師・技師に対して診断精度を一定に保つために読影、撮影などの教育研修の実施と評価を行う、第二に検診実施機関に対して、診断機器や画質などの評価と指導を行うことです。

 具体的に言うと、①マンモグラフィの診断(読影部門)、②マンモグラフィの撮影(技術部門)、③撮影装置(施設画像評価)、④超音波検査のそれぞれについて講習や評価試験が行われ認定が行われます。例えば、読影試験では実際に撮影された100人分のマンモグラフィを2時間以内で診断していくのですが、実際に乳がんの方のマンモグラフィが、正常の方に交じって入っています。この中で、精密検査が必要な人と、正常な人とをちゃんと診断できたかで、試験の結果によりAからDまでのランク分けがされます。A・Bの人が検診に携わることができ、Aは講師として活躍を期待されるといった具合です。

 認定医師・技師・施設は日本乳がん検診精度管理中央機構(精中機構)のホームページに公開されていますので、ご参考になさってください。


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