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こんにちは!消化器・呼吸器内科です!

特集・読み物


2016.11.25

No.10 糖尿病の症状について

健診で血糖値が高いといわれたが、糖尿病でしょうか。症状は何もありません。また糖尿病の治療はどんなものがありますか。


 糖尿病は膵臓から分泌されるインスリンの働きが弱く、慢性的に血糖値の高い状態が続く病気です。正常の血糖値は空腹の状態で100㎎/㎗くらいですが、300㎎/㎗くらいでもとくに自覚症状は出ないことが多いです。しかし十分な治療を行わず、高血糖の状態が長く続くと全身に様々な合併症の症状が出ます。有名なものでは目が見えなくなったり、手や足の神経がしびれて感覚がなくなったり、おしっこがでなくなってしまう腎不全という病気になったりします。糖尿病が恐ろしいのは、これらの症状が出たあとにがんばって血糖値を下げても元の健康な状態に戻らないというところです。合併症を発症すると日常生活が著しく制限されます。糖尿病の患者さんに血糖値をしっかり下げましょう、コントロールをよくしましょうというのは、将来いろんな合併症が出ないようにするためなのです。
 さて、このかたは血糖値がどれくらいか書かれていないので糖尿病かどうかはわかりませんが、血糖値のほかに血液検査でHbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)を測定するとよりはっきりとします。血糖値は食事の前後で変動がありますし、体調によって高かったり低かったりしますが、HbA1cは最近1か月から2か月の血糖値の平均値のようなものです。これが正常値を超えており血糖値も高ければ糖尿病であると考えてもよいと思います。
 治療についてはまた次の機会にゆずることにします。


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