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異業種リレーの『わ』

特集・読み物


2016.11.25

異業種リレーの「わ」No.563 有限会社 川上組 代表取締役 川上 定保さん


今回は、「旬彩処 菊新」店主、菊屋 忠義さんのご紹介により、
「有限会社 川上組(福山市駅家町助元1253-1 TEL.084-978-0766)」代表取締役、川上 定保さんに登場願いました。

 

住む家族が健康で幸せに こだわりの住宅を提案

…父からの英才教育
 新市町に生まれ、川上組を立ち上げ大工をしていた父の後に幼い頃からついていき、工事現場の掃除や機械を使った作業などの手伝いをして、モノづくりに楽しく接していました。父からは「後を継いで経営者になるんだ」と言い続けられ、時間が空けば現場や会社に行き手伝いをしながら英才教育を受けていました。将来は父のように経営者になるのだという気持ちでいました。
 小学生になると近所のお姉さんに誘われ、剣道教室に入り週4日学校が終わったら練習に通っていました。練習はとてもきつく辛いものでしたが、中学高校では、剣道教室に通いながら部活でも剣道部に所属し、中学の時は部長を務め県大会の団体戦で準優勝できたことはとても嬉しかったです。
 高校では入部当初は部員が多かったのですが、だんだんと先輩が辞めていき最終的には私を含めて2人になってしまい、団体戦、練習試合にも参加できない状態でした。2年生の時、3段の昇段審査に合格したことを区切りとして10年以上続けてきた剣道を辞めることにしました。自分の性格は、目の前にあるやりたいことを一生懸命にやり、未練を残さずパッと辞めるタイプだと思っています。

…勉強と遊びを全力で
 高校卒業後は、地元を離れ大分県の日本文理大学工学部建築学科に入学。バイトを始め夜型の生活になっていましたが、単位をちゃんと取りながら遊びもしっかり楽しんでいました。実は高校生の頃からギターを始め、大学で組んだハードメタルのバンドで九州を中心に四国や西日本でライブ活動をして、自主制作でオリジナルCDを出したことがあります。こちらも未練なくやりきって大学卒業と同時にバンド活動は辞めました。学業の方では、卒業論文・研究発表会で出した作品が九州の大学・専門学校建築科の卒業設計の中で優秀賞をとり、全国の学生設計優秀作品展レモン画翠に参加できました。
 大学卒業後は家業の川上組に入社するつもりで、バンド活動と卒業制作を優先して就職活動をしていなかったのが甘い考えでした。卒業後のことを父に相談したら「まずは外で営業の仕事で働け」と言われ、慌てて就職活動を始め広島のハウスメーカーに営業職で就職しました。その後24歳の時に実家に戻り大工としてスタートし、27歳の時に建築士の資格を取得。手に触れるところは全て無垢材を使用し、建てる場所に適した材料を選び住宅本来の耐久性や構造強度やデザイン性を向上させ、住む家族が健康で幸せに長く住める家を心掛け、現在では年間5、6棟の新築住宅を受注できるまでになりました。

…人生の転機
 休みなく夜遅くまで働き忙しい毎日を送っていましたが、思うように利益が上がらず、どうしたら会社の経営を上向かせられるのかと思っていた時に、入会していた福山あしな商工会青年部で研修委員長をしていた有限会社徳毛レジンの徳毛社長からの誘いを受け、研修副委員長になったことが大きな転機になりました。成功している先輩部員の体験報告や、各種研修・講習会を企画し、その後、30歳の時に中小企業家同友会にも誘われて入会。同友会の勉強会に出席している中で、周りに対して自己中心的で高圧的だと気付いたことで、自分を変えたいと思い勉強するとともに、父から代表取締役を引き継いだことで、周りのこともしっかり考えられるように大きく変わりました。それと同時に、研修で学んだことをプラスにしてお客様に喜んでいただける提案も広がっていきました。
 その当時のことを27歳の時に結婚し、一緒に働いていた妻に改めて聞くと、常に休みなく働けというオーラを体から発していたようで、とても酷かったと言われました。今では社員にも「1日でも多く休め」「私生活が楽しくないと仕事が楽しくない」と言っています。妻、家族、社員との関係が良好なのも、徳毛社長と出会い役員に誘ってもらったおかげだと思っています。
 川上組では福山北部エリアにこだわり、お客様の要望とライフスタイルにあった提案を一つでも多く設計に取り入れ、住宅ローンなど様々な申請や手続きを当社で完結する住まいのワンストップサービスを提供し、お客様の幸せを実現する建築会社を目指しています。また、当社の技術と経験を取り込んだ、現在建築中の私の自宅で構造見学会を来月18日に行います。その工事現場には毎日、幼稚園に行く前に息子が手伝いに来てくれています。私の昔と比べると積極的な姿勢がとてもたのもしく、3代目として将来有望で楽しみです。


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