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こんにちは!循環器科内科です!

特集・読み物


2016.7.15

No.79 BNP

血液検査で心臓の状態がわかりますか?

 心臓は動いている臓器なので、基本的には心臓の動きをみる心電図や心臓超音波検査が主体になります。
 血液検査でも、心臓の状態がわかる検査はあります。BNPという検査です。BNPというのは、脳性ナトリウム利尿ペプチドの略です。脳性といっても、主として心臓から分泌されるホルモンです。このホルモンは、利尿作用や血管拡張作用、交感神経抑制作用、心肥大抑制作用などがあり、心筋を保護するように働きます。心臓の負荷が増えたり、心筋の肥大がおこると増加するので、血液中の濃度を調べることで、心臓の状態がわかります。BNPは自覚症状が出る前から血中濃度が上昇しますので、心機能低下の早期発見にも有用であると考えられます。 
 心臓の圧は、心臓の働きが悪い時に高くなりますが、血圧が高い時、不整脈がある時、水分を摂りすぎた時、腎機能が低下した時などでも高くなります。したがって、高い値が得られた時には、原因は何かを考えることが必要です。心臓の動きが悪くなる心不全などで上昇します。心不全は、心臓が衰えた状態です。心臓のポンプ機能が低下するために全身に十分な酸素が送れない状態です。心不全の主な症状として、「階段や坂道をのぼると息が切れる」「少し動いただけでも疲れる」「体がむくみやすい」などです。
 心不全の原因となる疾患はさまざまで、心筋梗塞、弁膜症、高血圧による心肥大、さらに不整脈などがあり、その他にも心筋症や肺高血圧症と、その原因は多岐にわたります。


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