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こんにちは!循環器科内科です!

特集・読み物


2016.6.16

No.78 洞不全症候群

脈が速くなったり遅くなったりします。治療が必要でしょうか。

 普通、心臓は規則正しく拍動します。それは心臓の中に、洞結節といって規則正しく電気信号を出すところがあって、その電気刺激が心臓全体に伝わり心臓が収縮するからです。正常でも、脈は速くなったり遅くなったりします。走ったり、興奮したりすると脈は早くなります。寝ている時や安静にしている時は、脈はゆっくりになります。これは正常です。
 病気の時は、早くなる場合特に何もしていないのに、いつもは1分間に70回ぐらいの脈が急に1分間に120回と早くなったりします。この場合、急に激しく動悸が打ちます。また遅くなる場合は、急に1分間に40回以下になります。この時は急にめまいがしたりします。ひどい時は数秒間心臓が止まったようになるので、失神発作を起こします。こういう変化が急に出てきます。これは洞結節の病気です。正常では規則正しく電気信号を出すのが、電気刺激を規則正しく出せなくなっている状態です。脈は速すぎても遅すぎてもよくありません。心臓が全身に十分に血液を送れないため、心不全を起こします。
 治療は、脈が速くなったり遅くなったりしますので、薬での治療が難しい病気です。多くの場合、脈を整えるためにペースメーカーという機械を体に入れます。ペースメーカーは、規則正しく電気刺激を心臓に伝える機械です。脈が速くならないように薬で調節して、ペースメーカーで心臓が規則正しく拍動すれば、普通に日常生活を送れます。
 洞不全症候群かどうかの検査は、24時間心電図といって非常に小さく軽い心電計を24時間体に付けて検査します。特に原因がないのに急に脈が速くなったり遅くなったりします。


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