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こんにちは!循環器科内科です!

特集・読み物


2016.5.19

No.77 不整脈

不整脈で死ぬことがあるのですか? 

 不整脈にはたくさんの種類があります。多くの場合は死亡することはありません。しかし危険な不整脈というのがあって死亡に至ることがあります。
 危険な不整脈は、頻脈では心室細動や心室頻拍です。除脈では3度房室ブロックや洞不全症候群です。
 心臓は、正常では規則正しく収縮し、心臓の筋肉が一斉に同時に収縮するため、心臓の中の血液が全身に送られます。
 心室細動は、心臓の筋肉がバラバラに収縮して血液を全身に送れない状態です。心臓が止まっているのと同じ状態です。そのため死亡してしまいます。心室頻拍は、心室だけが頻回に収縮する病気で、十分に血液が送れない状態です。また心室細動になりやすい状態です。回復するためには、AEDなどの電気ショックで心臓の筋肉の収縮を一緒にそろえる必要があります。また、心室細動を起こす危険のある人は、自動で電気ショックを行う機械を体に埋め込んでおくことも必要になります。
 心臓は正常では、洞結節から規則正しく電気刺激が出て、心房に伝わり心房が収縮します。それから心室に伝わり心室が収縮します。
 3度房室ブロックは電気刺激がうまく流れない状態です。途中で電気刺激が途切れますので心臓が収縮しません。洞不全症候群は電気刺激を出すところがうまく働いていません。電気刺激を出さないことがあり、この時は心臓は収縮しません。このように、3度房室ブロックや洞不全症候群は、突然心臓が止まってしまうことがあります。この病気の場合は、ペースメーカーといって心臓を規則的に刺激する機械を体の中に入れる必要があります。そうすることで心臓が突然止まることを防ぐことができます。
 どんな不整脈が出ているかを検査する方法は、24時間心電図で検査します。