ぷれこweb
ぷれこサイト内検索!
Loading

Prekoトップページ > こんにちは!いしいクリニックです! > No.94 甲状腺の病気について
こんにちは!いしいクリニックです!

特集・読み物


2016.5.13

No.94 甲状腺の病気について

どんな時に甲状腺の病気を考えたらいいでしょうか?


 甲状腺はホルモンを作る大事な臓器で、うまく働かないと疲れやすかったり、体重が変化したり、生理の量や妊娠にも関係します。甲状腺の病気は男性よりも女性の方が多いのが特徴です。もともと甲状腺はのどぼとけの下で、ちょうど蝶が羽を広げた形をして気管の前にあります。甲状腺ホルモンは体に必要なエネルギーを作り、体温や血圧を正常に保ち、骨や脳の発達に重要な働きがあります。甲状腺の病気は主に3つに分けられます。①甲状腺の働きが低下するもの、②甲状腺の働きが亢進するもの、③甲状腺に出来るしこりです。①甲状腺機能低下症の症状は、疲れやすい、意欲がわかない、体重増加、冷え性、皮膚のかさつき、手足のむくみ、便秘しやすいなどですが、どれも他の病気でもよく経験される症状なので、他の病気と間違われることがしばしばあります。原因としては橋本病が一番多く、免疫の異常で起こります。免疫は本来細菌やウィルスなど体に侵入してきた異物を攻撃しますが、橋本病では甲状腺に誤って免疫が働き、慢性的な炎症が起きます。②甲状腺機能亢進症では動悸や息切れ、イライラする、体重減少、手の震え、便の回数が多い、汗が多いなどの症状が出ます。原因としてはバセドウ病が多く、やはり免疫の異常で起こります。甲状腺機能低下症にせよ、亢進症にせよ、症状はいずれも特徴的なものではありませんが、複数の症状が重なった場合は甲状腺の病気を疑った方がいいかもしれません。いずれも血液検査でわかります。③甲状腺のしこりは触診のほか、病院でCT検査や、頸動脈エコーを受けた時にたまたま指摘されることがあります。大部分のしこりは良性で特に症状がないことが多いのですが、治療が必要な場合もあるので一度は専門の施設で診てもらうことが重要です。


海と山のアート回廊
バスツアーのご案内