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こんにちは!循環器科内科です!

特集・読み物


2016.4.15

No.76 動悸

夜寝る時に急に動悸がして、しばらくすると治まります。治療が必要ですか? 

昼間はまわりの雑音に紛れて気が付かないものが、夜まわりが静かになると動悸などがあると気が付くようになることがよくあります。
 動悸にもいろいろ種類があります。正常範囲内で少し脈が速くなるだけの場合。発作性上室性頻脈症や発作性心房細動などの病気の場合があります。脈拍が規則正しく打って1分間に100回までは正常範囲ですので、特に治療は必要ありません。1分間に120回を超えると何らかの病気がある可能性があります。
 発作性上室性頻脈症の場合は、脈拍がいつもは1分間に70回ぐらいの人が、急に倍ぐらいの1分間に140回ぐらいの速さで脈が打ち出します。治まる時も1分間に140回ぐらいの脈拍が急に1分間に70回ぐらいに落ち着きます。この病気の場合、短時間であれば特に治療は必要ありません。長時間続く場合は心不全になることもありますので治療が必要です。
 発作性心房細動の場合は脈が乱れます。正常では脈は規則正しく打ちます。この病気の場合、脈の間隔がバラバラになります。1分間に打つ脈拍の回数は様々で、速い場合もありますし遅い場合もあります。この病気の場合に問題になるのは、血栓といって血液の塊ができやすいことです。血栓ができ、それが頭に流れていくと、頭の血管が詰まり脳梗塞を起こしてしまいます。そのため、この病気の場合は抗凝固剤といって血液をサラサラにする薬を飲む必要があります。
 本当に病気があるのかどうか、病気がある場合、それがどんな病気なのか調べる検査は、心電図検査です。しかし動悸がする時の心電図でないと診断がつきません。そのため24時間心電図といって、心電図を記録する小さな機械を24時間体に付けて検査する方法があります。この検査を受けると動悸の原因がわかり、治療が必要かどうかわかります。