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みんな、みんな、仏さま

特集・読み物


2015.10.9

お話し85 心の月見をしよう

 先日は中秋の名月を見上げました。当山の境内からも本堂の真上に満月が輝き、とても清々しい夜を過ごさせて頂きました。
 満月はよく、私たちの心の奥底に既に備わっている仏様のような穢れない清らかな心の姿として例えられます。月は常に丸い姿をしていますが、私たちの見る角度によっては全く見えなかったり欠けていたりして見えます。しかし決して月自体が無くなったり欠けたりしているわけではありません。雲がかかると月が無くなったように見えますが、決して月が雲に染まってしまったわけでもありません。月はいつでもまん丸で清らかな光を発した姿であり続けているのです。私たちの見る角度が悪いから欠けて見えるだけ、雲が遮っているから見えないだけなのです。同様に、正しい角度から物事を捉え、迷いや欲望という雲を取り払えば、本来私たちの中にある満月のような仏様のような綺麗な心が既に備わっている事に気付くことが出来るのです。密教の瞑想はこれに気付くためのものなのです。当山でも密教瞑想法が体験できますので、どうぞお越しください。