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こんにちは!循環器科内科です!

特集・読み物


2015.9.17

No.69 シンドロームX(エックス)とは

シンドロームXという言葉を耳にしますが、どんな病気ですか?

シンドロームXとは、高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満がみられる状態です。メタボリック症候群と同じ意味です。メタボリック症候群という言葉ができる前、高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満のある人は、理由はよくわからないが、なぜか早く死亡することが知られていました。
 Xという言葉は、よくわからない時に使います。昔はなぜ病気になるのかよくわからなかった。高血圧の人は、心筋梗塞や脳卒中など病気は様々ですが、なぜか、血圧が正常の人よりは早く死亡する。それは、糖尿病、高脂血症、肥満の人にもいえることです。理由はよくわからないが、なぜか病気になって早く死亡する。昔の人は、この四つの病気をまとめて、シンドロームXと呼ぶことにしました。
 他の人は「死の四重奏」と呼ぶ人もいました。音楽の四重奏にならって、高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満の四つは、一つでも病気になりやすいのに、四つもそろっていると、一つの時よりさらに病気になりやすく、死に向かっているという意味で「死の四重奏」と呼んでいました。
 いろんな呼び方があったので、1998年にWHOがまとめて「メタボリック症候群」と呼ぶことになりました。それ以降は、シンドロームXや「死の四重奏」という言葉は使われなくなり、「メタボリック症候群」と呼ばれるようになりました。日本では、2008年4月から始まった特定検診で一般に知られるようになります。それまでは生活習慣病とよく言われていました。
 高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満は、どれも症状がありません。しかし、どれも重い病気を引き起こしますので、一つでも見つかれば、早めに治療を始めてください。