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こんにちは!いしいクリニックです!

特集・読み物


2015.9.11

No.86 乳がんの予防について

乳がんにならないために、普段から気を付けておくことはありますか?


 今年7月に日本乳癌学会から最新のガイドラインが出版され、乳がんの予防に関しても検討されています。普段から気を付けたい項目は、アルコール・肥満・身体活動であり、『アルコール摂取を控え、閉経後の肥満を避けるために体重を管理し、身体活動量を増やすことが重要』とされています。アルコール飲料に含まれるエタノールや分解されてできるアセトアルデヒドには発がん性があることが実験的に示されていて、飲酒量が増えるほど乳がんになるリスク(危険性)は増加します。お酒を飲むと必ずというわけではありませんが、この位までなら大丈夫といった量もないようです。肥満の程度の目安はBMI(身長と体重のバランスから計算する肥満指数)が良く使われ、22が標準体重で、一般的に25以上が肥満とされています。閉経後の女性では肥満が乳がん発症のリスクを増やすことは確実視されていて、閉経前の女性でもBMIが30以上の高度の肥満では、やはりリスクを増やす可能性ありとされています。運動は逆にリスクを減らすことがほぼ確実視されていて、特に閉経後の女性に影響が大きいようです。運動量の目安はMETsという単位が使われることが多く、安静時に対する運動時の消費エネルギーの比で表します。一時間のウォーキングで3~5、水泳で4~8、ジョギングで7~12METsに相当します。週に7METs以上の運動を行う女性の乳がん発症リスクは低くなることが示されていて、生涯を通じて適度な運動を続けることは、乳がんを予防する上でも勧められます。がん予防になる食品がないか関心が持たれるところですが、和食である豆腐や納豆、味噌汁などの大豆製品やイソフラボンは乳がんの発症リスクを減らす可能性があると考えられています。ただし普段の食事から摂取するとがん予防に効果がある栄養素も、お薬に匹敵するような大量を摂取すると逆に有害になる可能性もあり、がん予防でサプリメントを摂取することは推奨されていません。


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