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異業種リレーの『わ』

特集・読み物


2015.7.17

異業種リレーの『わ』No.514 ブーランジェリー Miche オーナー 小林 史和さん


今回は、「T-Bird」代表、橘髙 良昭さんのご紹介により、
「ブーランジェリーMiche(福山市南蔵王町4-14-9 TEL.084-924-1077)」オーナー、小林 史和さんに登場願いました。

 

初心を忘れず、商いとパンづくりを通じて
私もお店も成長して行きます!!

…全ての学びは野球を通じて
 福山市で生まれ育ちました。幼少の頃からわんぱくで日が暮れるまで外で真っ黒になって遊び回っていました。近くの団地で泥棒と警察に分かれて「泥警ごっこ」をよくやりました。小学校になるとプロ野球の影響で野球をして遊ぶことが多かったですね。3年生から町内のソフトボールを始めました。4年生でレギュラーになり、6年生のときはショートで3番、市の大会では三位になりました。運動神経は良いほうで、マラソン大会では1年から6年まで1位でした。苦しくても最後までやり抜く大切さを学びました。中学では本格的に野球がやりたくて地元のリトルリーグに入団していました。リーグの活動は土・日だけですが、大会でいつも優勝候補に名を連ねる強いチームなので、練習は超厳しかったです。元プロ野球の選手が監督だったので練習メニューはプロ並でした。筋トレやダッシュに始まり素振りに守備練習…必死でやらなければついていけませんでした。月曜日になると筋肉痛で学校の階段が登れませんでした(笑)。入団当初は福山市内を中心に三原や神辺、井原からも入団者がいて山の上から来た私にはチームメートみんながめっぽう大人に見えました。「負けられない」と思った私は毎朝5時に起きて近くの公園で走ったり素振りや壁ボールで汗を流しました。2年生で何とかレギュラーになれました。一番の思い出(勲章)は全国大会の順位より優勝候補の元ジャイアンツの元木やPL学院に進学が決まっている選手が沢山いたチームに勝ったことです。野球が中心の中学校生活でした。高校は野球で声を掛けていただき地元の私立高校へ入学しました。リトルリーグとは違い毎日が野球でした。早朝練習は先輩が来る1時間前の6時には登校、グラウンドや道具の整備から1日が始まります。授業が終わるとすぐにグラウンドです。勿論、土・日も練習です。休みは正月に2日ほどあるだけです。遊んだ記憶はありませんね。勉強は中の中でしたね。自分自身を目いっぱい磨くことの出来た、野球一筋の3年間でした。野球で大学に進学したくて色んな大学のセレクション(大学の野球テスト)を受けました。しかし、合格には至りませんでした。仕方なく勉強で進学することにしました。都会への憧れがあり、東京の野球部のある大学へ進学しました。しかし、その大学は野球部が出来て間無しの学校で監督も相撲出身の方でした。先輩たちも大学から野球を始めた方ばかりの弱小チームでした。私をはじめ野球歴の長い者が中心になって引っ張ってゆくスタイルになりました。4年間で1部から3部ある中の3部リーグの最下位のチームが2部に昇格して優勝を争うまでに成長しました。違う意味でのやりがいと充実感を味わうことが出来ました。

…パンが教えてくれたこと
 就職活動は全くやりませんでした。想うことがあったからです。それは渋谷の有名なパン屋さんでアルバイトをしていた時のことです。「パンをつくりたい」と思い始めていたからです。幼少の頃から母がチェーン店のパン屋をやっていたので私にとってパンは生活の一部でもある、特別な存在だったことに気づいたからです。卒業してしばらく迷っていましたが、ビジョンが固まり、独立に向かって、決意が出来ました。すぐにミニクロワッサンで有名なパン屋さんに就職が決まりました。ここでの8年間はパンのいろはから作り方を学びました。こんなに色んなことを学ばせてもらい給料までいただけるなんて、本当にありがたいなと思ったことを今でもよく覚えています。その後、神戸の食パンが有名なパン屋さんで2年間お世話になりました。ここでは素晴らしい社長様に出会い、「人として」感謝やお陰様の心を学ばせていただきました。このことが商売やパン作りにとても大切であることを気づかせていただきました。そして、2002年4月27日にここ南蔵王にブーランジェリー「Miche(ミッシュ)」をオープンさせていただきました。最初の1年は大変でしたが地域の方や町内の方に応援していただき、スタッフや家族にも支えてもらい今年で13周年を迎えることが出来ました。これからも初心を忘れず商いとパン作りを通じて自分自身を磨いていきたいと決意を新たにいたしました。