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こんにちは!いしいクリニックです!

特集・読み物


2015.7.14

No.84 がん検診の種類と頻度について

がん検診って、どんな種類をどの位の頻度で行うべきですか?


 がん検診は症状がない方が対象で、推奨されているがん検診は①胃(胃X線検査:40歳以上の男女:1年に一回)、②子宮頸部(細胞診:20歳以上の女性:2年に一回)、③乳房(視触診とマンモグラフィ:40歳以上の女性:2年に一回)、④肺(胸部X線検査と喫煙者のみ喀痰検査:40歳以上の男女:年に一回)、⑤大腸(便潜血検査:40歳以上の男女:年に一回)です(詳細は自治体で異なる場合があります)。また胃内視鏡検査、乳房超音波検査、肺のCT検査、前立腺がんマーカー(PSA)などは新しい検診方法として検討されているところです。がんで亡くなる確率は現在日本人男性で26%(4人に一人)、女性は16%(6人に一人)と見積もられていて、罹りやすい順番は、多い順に、男性では胃・前立腺・肺・大腸・肝臓、女性では乳房・大腸・胃・肺・子宮です。乳がんは日本人女性の12人に一人が生涯で発症すると見積もられています。がん検診のメリットは、症状がない方が対象なので、症状が出る前の早期の段階で診断・治療ができることです。ただしデメリットもあります。がんであるのに見逃される場合がありますが、定期的に繰り返し検診を受けることで、ある程度カバーできるかもしれません。また検診はあくまでがんの可能性のある人をふるい分けるのが目的なので、がんが発見される人数よりも多くの健康な人が精密検査を受けることになります。また過剰診断といって生命を脅かさないおとなしいがんを発見してしまうこともありますが、どのようながんがそうなのか、はっきり区別することは現時点では困難です。ただ検診による死亡率の減少効果は、胃59%、子宮頸部78%、乳房19%、肺28%、大腸60%とやはり見過ごせない大きな効果が証明されています。がんを身近に感じる年齢になれば、推奨通り完璧でなくてもよいので、手堅く定期的に繰り返し検診を受けていくことが大事なように思います。


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