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WEB in 1面記事

特集・読み物


2015.3.27

「中国やまなみ街道」全線開通

 中国横断自動車道「尾道松江線」(愛称:中国やまなみ街道)が3月22日、全線開通した。世羅IC(〜甲奴IC〜)吉舎IC間の計20・4㎞の供用開始により、尾道〜松江は、整備前より80分短縮の約2時間30分で結ばれる。また、国と地方自治体とが建設費を負担する新直轄方式により、尾道JCTから三刀屋木次ICまでの通行料金は無料。ICの乗り降り自由なので、沿線市町イチオシスポットの観光など、のんびりと寄り道も楽しんで。


▲22日世羅IC付近から吉舎ICまで、約100台の車両が〝やまなみ〟を縫ってパレード。
 先頭のバスは松江レイクライン、続いて尾道好きっぷライン

◆中国やまなみ街道
 22日、全線開通
 中国横断自動車道「尾道松江線」は、尾道市を起点に中国山地を抜けて島根県松江市を終点とする、延長137㎞、暫定2車線の高速道路。愛称は「中国やまなみ街道」。
 尾道で瀬戸内しまなみ海道につながり、山陰〜山陽〜四国が直結する壮大なルートが完成した。
 平成5年の施行命令以来、全体事業費はおよそ4千242億円。
 22日、世羅IC〜吉舎IC間がつながって全線開通したことにより、尾道〜松江の所要時間は、整備前の3時間50分から、約80分短縮の2時間30分になった。


◆無料の自動車道
 沿線各地の観光部署に聞くイチオシは?


 この自動車道の大きな特徴は、新直轄方式により、尾道JCT〜三刀屋木次ICまで通行料金が無料であること(山陽道・福山東ICまたは福山西ICから尾道JCTを経由するコースは、山陽道の料金がかかる)。
 そのため、乗り降りが自由にできるので、各IC付近に整備が進む道の駅や施設などを通じて、地域が活性化すると期待される。
 特に、本線上には、サービスエリア(トイレやガソリンスタンド)がないため、各ICから一般道に降りて、最寄りの施設を利用する人が増えている。一部開通が始まった平成22年から、各地で観光客の増加傾向が言われており、沿線のさらなる潤いが予想される。 
 高速道路を要望してきた沿線9市町(尾道市、世羅町、三次市、庄原市、飯南町、奥出雲町、雲南市、出雲市、松江市)の観光協会、市町の観光振興課など関連部署に、春から初夏のおすすめスポットを1つだけ限定で挙げてもらった。


◆記念イベント


▲開通当日のパレード車を、小旗を振って見送りながらウォーキングする記念イベント
 開通前に歩く、走る 全線開通1週間前の15日、三次市・甲奴IC周辺でサイクリングやマラソンを楽しむプレイベントが行われ、当初予想の倍にあたる約4500人が参加。二度とない山間の景色や空気を満喫した。
 開通日、22日午後は、甲奴ICから約6㎞をウォーキングし、途中でパレード車を小旗で見送る記念イベントが開かれた。


▲▼15日、真新しい道路でサイクリング、マラソン、ウォーキングするプレイベント

 

◆開通初日、祝賀行事
 トップが語った期待
 全線開通日、世羅IC付近で、祝賀行事が開かれた。世羅町立甲山小の鼓笛隊が盛り上げる中、国土交通大臣政務官や国会議員、広島・島根両県知事、沿線市長らによってテープカットが行なわれた。
 その後、地権者も含めた式典参加者500人が、吉舎ICまでの約20㎞を約100台でパレードした。
 開通に導いて来たトップたちが、中国やまなみ街道の効果と期待、心境を語った。
・島根県出身の青木一彦 国土交通大臣政務官「日本海から瀬戸内海が直線で繋がる。夢の道、希望の道と確信している」。
・湯﨑英彦 広島県知事「観光にも経済にも素晴らしい活性化が期待される。新直轄方式で無料なので、日常の足使いにも活躍する」。
・溝口善兵衛 島根県知事「長い長い尽力の賜物。日本海の島根から広島、四国へとつながる画期的な道路と喜んでいる」。
・尾道松江線建設促進期成同盟会会長、平谷祐宏尾道市長「関係者の長年の願いが叶った。松江から尾道、瀬戸内海を渡り高知まで3海2山の大動脈ができた。しかも無料。物流、経済、観光、医療、全てにわたる効果がある」。



   


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