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こんにちは!いしいクリニックです!

特集・読み物


2015.3.6

No.80 甲状腺の異常による症状

甲状腺に異常があるとどんな症状が出るのでしょうか?


 甲状腺の病気による症状は、甲状腺の腫れと甲状腺ホルモンの過不足によるものがあります。

①甲状腺の腫れやしこり:甲状腺はのど仏の下にありますが、首の筋肉などに覆われていて、通常は皮膚の上から触ってもわかりません。検診などで『甲状腺が腫れているかも』と言われた時には、超音波で見てみるのが一番です。また、のどの違和感や詰まった感じもよく見られる症状ですが、甲状腺の腫れがない場合は、耳鼻科でのどの奥の診察や、内科で食道に異常がなければ、あまり心配はありません。甲状腺全体が腫れていると橋本病やバセドウ病、しこりは甲状腺の腫瘍などの可能性があります。

②甲状腺のホルモンが多すぎる場合(主にバセドウ病):甲状腺ホルモンは、新陳代謝を調節して体に必要なエネルギーを作り出しています。甲状腺ホルモンが過剰になると代謝が活発になり、食欲は旺盛でよく食べるのに痩せてきます。また指先が小刻みに震えて、小さい字がうまく書けなくなったり、安静にしていても脈拍が速い、あるいは不整脈が出る場合もあります。また汗の量が増えたり、皮膚がじっとり汗ばんだ感じがします。

③甲状腺のホルモンが不足する場合(主に橋本病):代謝が低下すると、手足の冷えや寒がり、意欲がない、体がだるい、あまり食べないのに太る、皮膚がカサカサする、便秘がちといった症状が出ます。他の病気が原因のこともありますが、橋本病はとても頻度が高い病気で、成人女性の10人に1人の割合でみられ、多くの人は病気が見過ごされていると考えられますので、他に思い当たる病気がなく、症状が続くときには一度甲状腺の検査を受けたほうがいいかもしれません。

④バセドウ病に伴う目の症状:バセドウ病では、まぶたの腫れ、眼が突出している、物が2重に見えるなどの症状が出る場合があります。

 以上、甲状腺の病気かどうか迷うことも多いと思いますが、幸い甲状腺の病気は血液検査と超音波検査で大体わかりますので、気軽に受診してみてください。


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