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こんにちは!いしいクリニックです!

特集・読み物


2015.2.5

No.79 胃の調子が悪いが胃カメラでは異常がない場合

胃の調子が悪く胃カメラを受けたのですが、胃はきれいで異常ないと言われました。結構つらいのですが、我慢するしかないのでしょうか。


 胃の調子が悪くて病院を受診し、胃カメラをしても何も異常が見つからない人は少なくありません。何もないので大丈夫、ということでお薬も出ないことがあるかも知れません。あるいは通常の胃薬が出ても、あまり良くならない場合もあるかもしれません。ただし胃カメラで異常がないといっても、胃潰瘍や胃がんなど、目で見てわかる異常がないだけで、決して病気でないわけではありません。

 こういった症状が〝胃の働きの不調〟や胃の〝知覚過敏〟で起こる場合があり、『機能性ディスペプシア』と呼ばれています。胃の働きは自律神経で調節されていますが、ストレスなどがきっかけでバランスが崩れ、胃の不調につながります。胃の動きが悪いと〝胃もたれ〟に、また胃が緊張した状態が続くと〝たくさん食べられない〟、〝すぐにおなかがいっぱいになる〟といった症状につながります。

 また、胃の中はお肉が溶けるほど強い酸ですが、普段胃は何も感じません。しかし〝知覚過敏〟になっていると〝痛い〟と感じてしまいます。ですので『機能性ディスペプシア』の治療は普通の胃薬ではだめで、主に胃の働きを改善する薬(運動機能改善薬)や胃酸を抑える薬(胃酸分泌抑制薬)が必要になります。原則として、お薬の処方は胃カメラをして胃潰瘍や胃がんなどの病気がないのを確認してからになります。またピロリ菌がいないか調べてもらい、感染している場合には、胃がんになるリスクを下げるためにも除菌治療を受けることが大事です。

 慢性的に以下の項目に一つでも当てはまる人は、ご相談ください。

□ つらいと感じる食後の胃もたれ

□ みぞおちの痛み

□ 食べ始めるとすぐにお腹がいっぱいになり、それ以上食べられない

□ みぞおちの焼けるような感じ