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こんにちは!いしいクリニックです!

特集・読み物


2014.11.6

No.76 乳がん検診の頻度について教えてください。

乳がん検診の頻度について教えてください。何年ごとに受けるのがいいでしょうか?


 検診を受けて良かったと思われるのは、まだ自分では気づかない小さい乳がんがマンモグラフィなどで早期発見されることです。乳がんがマンモグラフィなどで見つけることができるが、まだしこりと触れる大きさまでには至っていない、この検診に適した期間の長短は、乳がんの種類によって違うことが知られています。通常の乳がんに比べて悪性度が高く進行の速い乳がんはこの期間が数か月と短いため、毎年乳がん検診を受けていても検診をすり抜けて、しこりとして症状が出るので、検診のメリットはあまりありません。逆に非常にゆっくり進行する乳がんはこの期間が何年間にも及ぶことがあり、場合によっては生涯症状が出ないであろう〝無害〟な乳がんを検診でいたずらに発見してしまう〝過剰診断〟になる可能性があります。そういった意味で、検診の間隔は医師の間でも常に議論の的になっています。一般的に、検診で11人に乳がんが見つかった場合、検診により命が救われる方が2人、過剰診断が1人、残りの8人は早期発見につながると見積もられています。検診は、社会全体として乳がんの死亡率を下げるための対策として行われる住民健診と、人間ドックなど任意に受ける検診の二つに分かれます。日本の対策型検診は2年に一度のマンモグラフィ検診ですが、アメリカは毎年、イギリスは3年に一度と、国の事情によりまちまちであることがわかります。ただし軒並み欧米の検診受診率は50%から70%以上と高いのに対し、日本はわずか20%と低く、一度も検診に行ったことがない人に検診を受けて頂くことが大きな課題になっています。一方、任意型の検診は一年に一度、超音波検査なども加えて、なるべく早期に発見することが目的になりますが、検査が多くなる分だけ、病気ではないのに引っかかってしまい、精神的なストレスや無駄な精密検査といったマイナスな面も危惧されます。折角の健康への努力を大切にするため、検診を受ける病院選びも大事だと思われます。当院では、1年に一度乳がん検診を受けて頂くことをお勧めしています。


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