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こんにちは!いしいクリニックです!

特集・読み物


2014.9.12

No.74「乳房に痛みがありますが受診するべきでしょうか?」

生理が終わってからも乳房に痛みがあります。張った感じやしこりはないのですが、受診したほうがいいでしょうか?


 成人女性の7割くらいの人が、何らかの乳房の痛みを経験したことがあるとされ、乳腺外科の外来を受診する、一番の理由になっています。生理前の1~2日間、乳房の痛みがあるのは普段経験されるところで、排卵から生理が始まるまでの期間(黄体期)に経験される周期的な痛みはあまり心配ありません。生理の周期とは関係なく起こる痛みや、片方や一部分だけの痛み、長引く痛みの場合は受診が勧められます。

 一番心配なのは乳がんかと思いますが、痛い場所が乳がんであることはほとんどなく、偶然乳がんが見つかることもありますが、ほかの場所に発見されることが大半です。痛みの原因として、女性ホルモンやその他のホルモンバランスの異常が考えられていますが、はっきりとした結論は出ていません。また、「乳腺症」といった言葉で説明されることも多いのですが、これ自体病気ではありませんし、乳がんになり易いといったわけでもありません。

 ほかの痛みの原因としては良性の腫瘍(線維腺腫)や乳腺炎、女性ホルモンの補充療法やピル、乳房の表面にある静脈の血栓症(モンドール病)、外傷などの原因があります。また乳房以外の痛み、例えば胸の内側にある肋軟骨の炎症でも痛む場合があります。いずれにせよマンモグラフィや超音波検査で異常がなければ、まず乳がんの心配はありません。受診して安心することで、軽い痛みの場合は86%、重い痛みの場合でも52%の方が痛みから解放されるといった報告もあります。

 安心が一番のお薬かもしれません。まずは受診をしてください。


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