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こんにちは!循環器科内科です!

特集・読み物


2014.8.22

No.56「食事の種類を気にしなくても いい抗凝固薬はありますか?」

ワーファリンを飲んでいます。納豆を食べると薬が効かなくなるので食べられません。他に納豆が食べられる薬はありますか?

 ワーファリンは、抗凝固薬です。血液をサラサラにして固まらせないようにする作用です。そのため内出血を起こしやすくなります。けがをすると出血が止まりにくくなります。これはビタミンKの作用を妨害して起こします。そのためビタミンKをたくさん食べると薬が効かなくなります。納豆はビタミンKをたくさん含みます。そのためワーファリンを飲んでいる人では納豆は食べられません。
 しかし、ビタミンKとは関係なく血液を固まらせないようにする薬はあります。この薬を使うと食べ物とは関係なく効果が出ます。つまり納豆を食べても薬の効果は変わりありません。食事の種類を気にすることなく食べることができます。
 またワーファリンは、効果がよく変動する薬ですので、定期的に血液検査をして今飲んでいる薬の量が適切かどうかを調べてワーファリンの飲む量を調整する必要があります。これも新しい薬では不要です。食べ物に影響されないので薬の効果が一定で、血液検査をする必要がないのです。
 難点は、新しい薬なので値段が高いということです。
 血液の固まりである血栓を作りやすい病気の時、例えば心房細動の時にワーファリンを内服します。この時は新しい抗凝固薬がワーファリンの変わりに使えます。
 心臓の弁膜症で手術によって人工の弁に取り替えた場合にも人工の弁に血栓ができないようにワーファリンを飲みます。この時は新しい抗凝固薬では不十分で、ワーファリンを続ける必要があります。