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WEB in 1面記事

特集・読み物


2014.8.8

シリーズ 備後の母なる芦田川

水質改善幅、第2位
 国土交通省から全国の一級河川の水質調査結果が発表された。芦田川の水質の数値は中国地方の他の川より汚れていることを示したが、10年間の改善幅は2位だ。


▲ライフジャケットを着用し、水質調査に協力する生徒たち

水質改善幅はトップクラス
 平成23年の調査結果を除いて、中国地方の一級河川で水質〝ワースト〟とされてきた芦田川だが、先月26日の国土交通省中国地方整備局発表によれば、近年10年とそれ以前10年を比べると、水の汚れを示すBODの年間平均値が1ℓあたり0.56㎎向上。「大幅に改善」し、その改善幅は、中国地方13水系で第2位と評価されている。
 国土交通省では、昭和33年から一級河川の水質を調査してきたが、昨年からワーストのランキング化をやめた。水管理・国土保全局の三宅洋河川環境課長補佐は「全国で水質改善は進んでおり、僅差を比較することになる。人口密度や雨量等で限界もある。それ以上にその河川の改善幅に光を当てたいから」という。ならば芦田川こそもっと地元で讃えられて良い川だ。
 なお、先月23日に発表された平成25年のBOD平均値は1ℓに1.8㎎(前年1.5)。75%値が2.2㎎(同1.7)と悪化し、環境基準を満たさない2地点もある。しかし、その原因は渇水で汚れを薄めにくかった影響が最も大きい。福山河川国道事務所の坂田重美調査設計第一課長は「民間の協力もあり、実質的な水質は向上している」と見ている。

 

芦田川の水生生物調査
 芦田川の山手橋付近で1日、川底の水生生物を指標にして水質を概観する簡易調査が行われた。
 福山河川国道事務所が昭和59年から、民間の協力を得て4か所で行なっており、この地点は、盈進学園の環境科学研究部13人が協力した。
 平瀬の石に付いた生物を網の上で洗うようにして落とし、種類別に数を数えた。水温上昇で例年より早く羽化した生物もいて数こそ少なかったが、ややきれいな水にすむヒラタドロムシ類やコガタシマトビケラ類が多く見つかった。北澤大希君(高1)は「汚れていると思われている芦田川だが、ややきれいな水にすむ生き物が多い。こうした調査に協力して、イメージが変わることにも繋がれば」と願っていた。


芦田川の葦で遊びに挑戦
 芦田川の葦(セイタカアシ)を使って遊ぶ「リバーサイド大あそび」が3日、芦田川見る視る館(御幸町)で開かれた。
 葦の茎と葉で作った笛を吹いてデシベル量を競ったり、葦ですだれを編んだり、葦の茎を三角に重ね合わせてタワーを作ったりした。葦笛を何度も吹いて調整した佐古菜月さん(新涯小2年)は「楽しい。芦田川に生えているとは知らなかった」。母親の綾子さんも「楽しく安全に、すぐそばにある芦田川を学べる。こういう機会にどんどん参加させたい」と話していた。


▲葦のすだれ編み


▲葦笛を作って音を競争

 

ゲリラ豪雨展&お天気教室
 ゲリラ豪雨の仕組みと恐ろしさを体感し、危険から身を守るポイントを伝える企画展が8月9日(土)〜24日(日)に芦田川見る見る館で10時〜16時。入場無料。初日9日の13時半〜15時半は、テレビの気象キャスター5人による30分程度(×3回)のお天気教室がある。先着60人。申込みは☎084-923-2628福山河川国道事務所。また、1時間に100㍉の雨を体験できる降雨体験機が9日〜12日と16日〜20日。他にも、雨つぶのかたちや、降った雨の重さ体感など。同展開催中の16日間は特別開放。


芦田川の水と遊ぼう
 8月24日(日)、「芦田川の水と遊ぼう」開催。9時〜15時。
 御幸町中津原の見る視る館に集合し、河川敷のちゃぷちゃぷランドでは、カヌー体験やペットボトルロケット製作。水質パックテストなどもできる。
 対象は小学生と中学生。無料。先着50人。申込み・問合せは☎084-954-2619
福山市環境啓発課。