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こんにちは!循環器科内科です!

特集・読み物


2014.7.22

No.55「熱中症や脱水症が話題になっていますが、同じ意味ですか?」

熱中症や脱水症が話題になっていますが、同じ意味ですか?

 熱中症とは、日射病や熱射病などの総称で周囲の温度が高いために体温が上昇して体がだるくなり、ひどくなれば痙攣、意識障害を起こし、最悪の場合死に至る病気です。脱水症は、体の水分が失われた状態です。口が渇いたり、血圧低下、頻脈が起こります。この場合も、ひどい時は意識障害を起こし、最悪の場合、死に至る病気です。水分の摂取不足や多量の発汗によって水分が失われた場合に起こります。共に暑い時に起こりやすいので、最近よく一緒に話題になります。
 暑い日には、知らず知らずのうちにじわじわと汗をかいています。特に、湿度が高い日や風が弱い時は、汗をかいても蒸発しにくくなります。そのため、汗の量も多くなります。その分、十分な水分と塩分を補給する必要があります。また、人間は、軽い脱水状態のときにはのどの渇きを感じません。そこで、のどが渇く前、あるいは暑いところに出る前から水分を補給しておくことが大切です。
 人は暑さにさらされると体温調節を行います。高齢になると皮膚の温度感受性が低下し、暑さを自覚しにくくなります。そうすると、体温調節も遅れてきます。この体温調節の遅れが、体に熱をためこみ、熱中症の発生へとつながります。そのため、部屋に「温度計」を置き、部屋の温度をこまめにチェックし、部屋の温度を把握するように心がけましょう。
 直接日射の当たらない家の中でも、しかも夜間でも昼間の熱がこもり、熱帯夜のような時には、寝ているうちに知らず知らずに熱中症になる場合があります。「これくらいの暑さくらいは大丈夫」と我慢しないようにしてください。入浴の場合も発汗により水分が失われますので、入浴前後に水分を摂り、お風呂の温度は40℃以下のぬるめの湯に、あまり長湯にならないようにしましょう。就寝中にもかなりの水分が失われますので、枕元に水差しを置き、水分の補給に努めましょう。
 咽がかわかなくても水分補給。部屋の温度をこまめに測ることが熱中症や脱水症を防ぐことになります。


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