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みんな、みんな、仏さま

特集・読み物


2014.7.11

お話し77 始終苦が身に付く

 日本では古くから語呂合わせによる文化が多くあります。例えば歴史の年表を覚えたりするのにも「いい国(一一九二)造ろう鎌倉幕府」などと口に馴染みやすい語呂で記憶します。日本独特の素晴らしく面白い文化だと思います。
 さて、人が亡くなると仏教では四十九日に忌明けのお勤めをします。これについて、亡くなった日から数えて四十九日の日が三ヶ月を越す場合、それを忌んで早めてお勤めするという風習がある場合があります。そうなると、月の後半に亡くなった方はみんな四十九日の当たり日にお勤めしてもらえないことになります。実はこれも語呂合わせによる風習なのです。四十九日が三ヶ月、つまり「始終苦(四十九)が身に付く(三月)」と読むことが出来るのです。つまり宗教的な根拠ではないのです。しっかりと仏さまをお祀りする術を心得ておられるお寺さんに拝んでいただくわけですから、そのような語呂合わせは気にせずに、きちんと当たり日に法事をされるのがよいと私は考えています。しかしお寺ごとに方針がありますから、詳しくはご自身の檀那寺様にご相談されるのがよいでしょう。