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こんにちは!循環器科内科です!

特集・読み物


2014.6.20

No.54「心筋梗塞は、冬の病気?」

心筋梗塞は冬になると話題になりますが、夏は大丈夫でしょうか?

寒くなると血管が細くなり、もともと動脈硬化で狭くなった血管がより狭くなります。心臓の血管が細くなって血流が足りなくなると狭心症になります。心臓の血管が完全に詰まってしまった状態が心筋梗塞です。寒くなると狭心症や心筋梗塞が増えてきますので話題になります。心筋梗塞注意報も冬になると発表されます。暖かくなると狭心症も心筋梗塞も減ってきます。しかしなくなるわけではありません。7月や9月は比較的少ないのに、8月になると急に心筋梗塞の数が増加します。これは暑さのため汗がたくさん出て脱水状態になり、心臓の血管が詰まってしまうからです。
 夏場の心筋梗塞は、ある程度、若い方も注意が必要です。暑い時期にテニスをしていたとか、野球をしていたというなかで、急に胸が苦しくなって、明らかに脱水症がきっかけになって起こってくるタイプの心筋梗塞もよくみられます。最近は、8月だけに限らず。6月でも気温が30度になるような暑い日があります。暑いときは要注意です。
 高齢者はもちろんのこと、若い人でも屋外で活動する人やスポーツなどで、よく汗をかく人の心筋梗塞も多くみられます。
 朝、起きたとき、スポーツ中、入浴の前後、飲酒中、睡眠前などに、水分補給を心がけましょう。寝る前の飲酒は注意が必要です。お酒で水分をとったと考えがちですが、発汗作用や利尿効果があるため、実は寝ている間に水分が失われていきます。寝る前にお酒を飲んだあとは、必ず水分をとることを忘れずしてください。スポーツ後のビールを楽しみに、のどの渇きを我慢するなどは、さらに危険なことなので、要注意です。
 脱水にならないように、こまめな水分補給に心がけてください。