ぷれこweb
ぷれこサイト内検索!
Loading

Prekoトップページ > みんな、みんな、仏さま > お話し75 お墓のはじまり 2
みんな、みんな、仏さま

特集・読み物


2014.5.9

お話し75 お墓のはじまり 2

 五輪塔(ごりんとう)というお墓があります。下から四角形、円形、三角形、半月形、宝珠形の石が積木のように連なったものです。お見かけされたことのある方も多いのではないでしょうか。真言宗で年忌法事などでお祀りする板の塔婆もこの五輪塔なのです。これらの形は世界を構成する要素を表したものなのです。
 先ず、四角は万物を載せる大地の形、次の円は水、三角は燃え上がる火、半月は風を表現しています。これらを四大といい、古くから仏教で考えられてきた元素ともいうべきものです。「四大不調を来たし…」などと言うことがありますが、人間の体を含め全ての物質を構成する元なのです。それに加え宝珠形は空を表します。単に「空(そら)」のみでなく仏教理論の「空(くう)」のことでもあります。四大に空を加えて五大と言い、その形を表したのが五輪塔というわけです。この世での命を全うしたら、埋葬された肉体は土に還り、そしてこの世界の要素である五大に帰っていくのです。
 したがって五輪塔とは、大宇宙とご先祖さまが一体となる事を表している重要な形であるといえるでしょう。


海と山のアート回廊
バスツアーのご案内