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WEB in 1面記事

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2014.4.4

桜の名所に新公園 佐波城山公園 4/1オープン

桜と文化財一緒に眺めて
 佐波城山公園 4/1オープン

 昨年3月29日に国の登録有形文化財になった旧佐波浄水場の3建造物を含む「佐波城山公園」が、1日供用開始となった。市制施行の礎ともなった場所に思いを馳せながら、春のひとときを過ごしてみてはどうだろう。


▲公園の広さは約17,000㎡。斜面を除く平地は約10,000㎡。文化財をフェンスで囲い、ベンチやトイレを設置。駐車場は13台。ゴミなどは持ち帰り。利用無料。問合せは市公園緑地課☎084-928-1095

 佐波城山公園が1日、旧佐波浄水場の3つの文化財を含んでオープンした。佐波町(一部草戸町)にあり、国道2号線神島橋を渡り左折、明王台への坂の途中を入った丘にある。
 同浄水場は1923(大正12)年着工。当時、上水道布設の国庫補助を受けるには、市制施行が必須であったことから、1916(同5)年に市制を施行して補助金を取り付けた。〝水道から生まれた福山市〟と言われるゆえんだ。熊野の貯水池を水源に1925年、給水開始。77年休止(89年廃止)まで機能した。
 公園は約17,000㎡。歩きやすく舗装し、平地は樹齢10年のソメイヨシノ34本に植替えるなど平成24年度と25年度で約5400万円で整備された(斜面の桜約50本は残された)。LED灯が7基あるので、夜桜も楽しめる。文化財登録された3建造物は、フェンス越しに外観を見ることができる。
 市公園緑地課によれば、市内の都市公園649か所(3月末現在)のうち文化財を含むのは、他には福山城公園だけとのことで、同課の松本和成課長は「文化財を後世に残す形の公園で歴史を知り、のんびりしていただけたら」と語っている。

公園内の国の登録有形文化財(3つの建造物) 

① 配水池
ろ過水を一時的にためておく15m×27mの池が2つあった。壁は長短レンガが交互になった「イギリス積」

▲不舎晝夜(昼夜をおかず水が流れる、断水がない意味)。阿武信一初代市長直筆の石額

 

② 門
石とレンガを繰り返すデザインの正門と通用門の柱計3本。中央の門柱には「福山市水道浄水地」と彫られている。公園整備では、この脇の桜の古木1本が唯一平地部分で残された。他は若木に植替えた。斜面の桜約50本は昔のまま

 

③浄水井上屋
4つあった、ろ過池の上の管理棟的な建物。池を縁取った笠石も残る