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こんにちは!循環器科内科です!

特集・読み物


2013.11.15

No.47「高血圧」

健診で血圧が152/96mmHgで高血圧といわれました。何ともないのですが治療が必要でしょうか。

血圧が高いだけでは特に症状はありません。高血圧が原因で他の病気を引き起こし、その病気が障害を起こしたり、死亡原因となるのです。そのため高血圧は病気というよりは、病気を引き起こす状態、病気になる一段階前の状態と考えられます。症状がないからといって放っておくのはよくありません。病気を予防するために血圧を正常に保つことが大切です。
 昔の日本は、50才台や60才台で脳卒中で死亡する人が大変多く、日本人の死因の第一位でした。調査した結果、脳卒中の原因の一つが高血圧でした。そこで血圧の治療をした結果、急激に脳卒中による死亡が減って平均寿命が延びました。

 血圧が高いと動脈硬化を起こします。動脈硬化は血管がもろくなり、血管が詰まったり破れたりします。よく言われるのは心筋梗塞や脳卒中です。他にもいろんな病気を引き起こします。腎臓が悪くなれば腎不全、目が悪くなれば高血圧性網膜症、全身の臓器が悪くなります。
 一般的に年齢とともに動脈硬化によって血管の緊張が高まり、血圧は上昇します。血圧が高いままですとさらに動脈硬化が進みます。
 治療は、まず食事から塩分を減らすことです。それに適度な運動、十分な睡眠、ストレスを減らすことも大切です。いろいろ努力しても高血圧が続くときは、体質的に高血圧の状態です。その時は、血圧を下げるお薬で血圧を正常に保つことが必要です。
 血圧を正常に保つことは最終的には心筋梗塞や脳卒中など病気を引き起こさないようにすることが目的です。正常血圧の人でも動脈硬化が進んでいると病気を引き起こしますが、高血圧の人の方がずっと病気になる割合が多いのです。時々血圧を測り、日々の健康に気を付けましょう。


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