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こんにちは!産婦人科です!

特集・読み物


2009.5.15

No.7 「ペットが赤ちゃんに及ぼす影響は?」

まだ新婚の娘夫婦ですが友達から室内犬の子犬を譲り受ける約束をしたようです。しかしこれから妊娠出産子育ての中で赤ちゃんにアレルギー等の病気が心配です。影響はあるものでしょうか教えて下さい。
(東深津町 56歳)

 娘さんが、これからできるだけ早く妊娠して、赤ちゃんを生みたいのであれば、仔犬を飼うことはお勧めできません。親離れした仔犬の世話はそんなに簡単なことではありませんから。糞尿の処理、犬の食事・しつけ訓練・予防接種等、たいへん犬に関する勉強とエネルギーを要する仕事です。今もし妊娠をしたら娘さんには、母親学級に出席して妊娠中のことや分娩に向けての大変な量の勉強が待っています。「妊娠中の生活全般・保健衛生について」「妊娠中の栄養の取り方について」「着帯の準備」「分娩のメカニズム」「楽なお産をするための呼吸法と補助動作」等々。大きなお腹をして犬の面倒までは見られないと思います。犬を飼うのは自分の赤ちゃんを立派に育てから後にされることをお勧め致します。犬に注ぐ愛情を自分の子供さんに注ぐべきでしょうね。自分の子供さんが犬と一緒に遊べる様になってから、子供さんの良きパートナーとして犬を飼われたらいかがでしょうか。
 話を病気の事に戻しますと、普通は人が犬やネコの病気になることはありません。人獣共通感染症は非常にまれな疾患といわれていますが、稀に犬が運んでくるダニによってうつされる病気とか、犬回虫の回虫卵が土遊びの時子供に感染することがあり、稀にアレルギー症状を示すことがあります。咬傷による感染症もありますが、ほとんどがネコからのものです。犬のトキソプラズマは人には感染しませんがネコのトキソプラズマは妊婦に感染し危険です。最近は妊婦が高年齢化して難産の原因にもなっています。先ずはできるだけ若いうちに妊娠して無事に可愛い赤ちゃんが生まれてくることをお祈りします。

こんにちは!産婦人科です!

◎この記事を書いたのは

産科・婦人科 松岡病院
院長 松岡 巖 先生
TEL:084-923-0385