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こんにちは!矯正専門医です!

特集・読み物


2013.10.11

No.43「矯正治療の痛み」について

矯正治療は痛いとよく聞きますが、どれくらい痛いのか教えて下さい。


 矯正治療は痛みを伴う治療であることは事実ですが、虫歯の痛みや歯の神経痛(歯髄炎)などと違って、持続的な激しい痛みを伴うものではありません。
 食事中、物を噛む時に生じる咬合痛もしくは歯が浮くような痛みを伴います。
 歯と歯槽骨(歯を支えている骨)をつなぐ歯根膜と呼ばれる線維性結合組織が、矯正力によって大きく伸縮します。その伸縮した歯根膜を介して動かしたい方向の歯槽骨が溶かされていき、又その反対側では新たに歯槽骨が作られて、歯が徐々に動いていきます。
 骨の吸収・添加といった改造現象が起こる初期段階で強い痛みが発生すると考えられています。

 矯正治療中は機械的に歯を移動させるため、歯がぐらぐらに動揺していきます。そのため最初の数日間は、どんなものを食べても、噛むと痛いので、ほとんど噛まなくてもいいようなおかゆや豆腐などを食べる場合が多いです。こんな状態が長期間続いたら嫌になりますが、これは最初の数日間だけで、その後は普通に噛めるようになります。
 この最初の数日間を過ぎれば、あとは一カ月に一度、ワイヤーを交換する際に圧迫されるような痛みを伴うことがあるだけです。 痛みの程度は個人差があり、思ったほど痛くなかったと言われる方もいれば、いやいや痛かったと言われる方もいて様々です。しかし、私が数百人という矯正患者様を見ていて、痛みに耐え切れず矯正治療を途中で断念したという方は一人もいらっしゃらないので、それほど心配することはありません。

 近年、歯を動かすためのワイヤーも非常に進化して、超弾性形状記憶合金Ni-Tiワイヤーが普及したことで、初期段階の痛みを最小限に抑えることができ、歯の移動に最大の効果を発揮できるようになりました。
 また、矯正治療中に痛みが出そうな時は、必ず鎮痛剤を処方しますので、ご安心ください。


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