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こんにちは!産婦人科です!

特集・読み物


2009.9.18

No.11 「怖がらずに検査に行きましょう」

主人が先月東南アジアに遊びにいって、現地の女性と関係を持ったらしいのです。腹が立つのと同時にエイズや性病なども心配です。夫婦で診察を受けるべきですか?

 AIDSはHIV(ウイルス)によって起こる病気ですが、感染しているかどうかは3ヶ月経たないと分かりません。HIV抗体が出現するのにそれだけの日時がかかるからです。性行為を持って3ヶ月以上経っていれば、検査で抗体の有無が分かります。性行為をしたときにコンドームを正しく着用しておれば、ほぼ感染はまぬがれていると思われます。アメリカでご夫婦の一方がAIDS感染者である場合にもコンドーム着用が正しく行われていれば、感染することは無いという多数例の報告があります。  HIVの感染には、 1性行為による感染 2血液、体液による感染 3母体感染 の3つがあります。  HIVは非常に感染力の弱いウイルスで、乾燥に弱く、熱に弱く、消毒によって容易に死滅し、日常の生活では全く感染の心配はありません。従って会社でも学校でも、今まで通り仕事もし、授業も一緒にできます。食事も入浴も可能です。検査は匿名で、保健所、医師会検査センター及び市内の各医療機関などでも受けられます。AIDSに対しては未だ決定的な治療法は生まれていません。AIDSの治療において我々を手こずらせているのは、AIDSウイルスの変幻自在の変身です。ウイルスの外被を取り囲むたんぱく質を作るための遺伝子の変化が非常に激しい為、ウイルスの抗原性がどんどん変わりワクチン開発が大変困難になっていることです。今はウイルスの増殖におけるいろいろな段階をねらって、薬をつくり、それらを併用して治療を行っているのが現状です。  ご主人は多分陰性でしょうから勇気を出して検査に行ってください。エイズ以外にもクラミジアや人乳頭腫ウイルス(H.P.V)の感染についても検査しておくことをお勧め致します。

こんにちは!産婦人科です!

◎この記事を書いたのは

産科・婦人科 松岡病院
院長 松岡 巖 先生
TEL:084-923-0385