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こんにちは!産婦人科です!

特集・読み物


2009.10.16

No.12 「双子の妊娠で気を付けたい事は」

双子を妊娠しているのがわかりました。初めての出産で不安です。双子の妊娠で気を付けないといけないことなど教えてください。

 なにはともあれ、ご懐妊おめでとうございます。双胎というのは、一卵性の場合と二卵性の場合とがあります。一卵性の場合は2人の性別は同じになります。二卵性の場合は精子も卵子も別々ですから、性別も異なる事があります。一卵性の場合は「そっくりさん」が生まれます。
 さて双胎は、一つの子宮の中で2人分を育てるわけですから、お母さんの身体にとっては少々無理がくるのは当然の事です。それなりの覚悟をしておきましょう。よく起こるのが妊娠中毒症です。(最近は中毒症と言わないのですが)むくみが朝まで残るとか、頭痛がするとか、全身がだるい等の症状が早くから起こる事があります。早期発見が大切ですから検診回数を増やすのが通例です。また、2人分の栄養が必要ですから栄養不足による、鉄分の不足に陥り、貧血になりがちになります。従って食生活は特に注意する必要があり、一日30種類位のバランスのとれた食事が大切です。
 母体への負担も大きく、腰痛や下腿の静脈瘤といったマイナートラブルも発生します。疲れたらすぐ休み、無理をしないことが大切です。2人分の重みで、子宮口が開きやすく、早産になりやすいので、頻回に医師にチェックしてもらってください。もし早産の兆候があれば入院を余儀なくされることもあります。36週位まではお腹の中にとどめておきたいからです。分娩そのものは胎児が小さいですから、自然分娩が可能ですが、時間が少し長くなるのはいたし方ありません。胎児の子宮内の位置によっては帝王切開が行われることもあります。生まれたら育児がまた大変と思いますが、喜びも2倍ですから、がんばりましょう。双子を妊娠しているのがわかりました。初めての出産で不安です。双子の妊娠で気を付けないといけないことなど教えてください。

こんにちは!産婦人科です!

◎この記事を書いたのは

産科・婦人科 松岡病院
院長 松岡 巖 先生
TEL:084-923-0385