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こんにちは!循環器科内科です!

特集・読み物


2013.9.23

No.45 「コレステロールについて」

コレステロールにはたくさん種類があります。それぞれどう違うのか教えてください。


コレステロールには、たくさん種類があります。そして、それぞれ作用が違います。普通検査されるのは、総コレステロールと中性脂肪、HDL-コレステロール、LDL-コレステロールの4種類です。特定検診でも中性脂肪、HDL-コレステロール、LDL-コレステロールの3つが検査されます。この4つを知っていれば、他は知らなくてもいいです。
 まず初めに総コレステロールについて。普通にコレステロールという時、総コレステロールのことを言います。すべてのコレステロールを合わせた値です。普通、悪玉コレステロールが高くなり、善玉コレステロールが高くなることはないので総コレステロールが高い場合は治療が必要といわれます。しかし善玉コレステロールが高い場合でも総コレステロールは高くなります。善玉コレステロールが高いだけでしたら体にはいい状態ですので治療の必要はありません。

 次に中性脂肪について。中性脂肪は、悪玉コレステロールの1つです。中性脂肪が必要以上に体内に入ると、その過剰分が皮下脂肪や肝臓、血液にどんどん蓄積されていきます。適度の蓄積であれば、体内のエネルギーとして使われるため問題ないのですが、それが度を越すと、肥満や脂肪肝、動脈硬化などへつながっていきます。長年に渡って中性脂肪が蓄積されていくと、肝硬変になってしまったり、心筋梗塞のような心疾患、脳梗塞のような脳血管障害へと進展していきます。

 次にHDL-コレステロールについて。HDLコレステロールは、善玉コレステロールです。HDL-コレステロールは、血管壁に付着したLDL-コレステロールをほぐして剥がれやすくし、動脈内からコレステロールを運び出すのです。動脈硬化が改善し 心臓病のリスクが減ったり 脳梗塞のような脳血管障害も減ることになります。
 最後にLDL-コレステロールについて。LDL-コレステロールは、悪玉コレステロールです。LDL-コレステロールは、増えすぎると血管壁に付着して固まりを作ります。そして動脈硬化を起こします。動脈硬化は、日本人の死因の上位を占める心筋梗塞や脳梗塞などの原因になっていますので、決して軽く見ることはできません。