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こんにちは!いしいクリニックです!

特集・読み物


2013.6.7

No.59 「ピロリ菌とはどんな細菌ですか?」

ピロリ菌に感染していると言われました。特に気になる症状はないのですが、除菌は必要ですか?

ピロリ菌は胃に住みついている細菌で、上下水道が十分整備されていなかった時代に生まれ育った50歳以上の人が多く感染しています。衛生状態のよい若い世代での感染は少なくなっていますが、ピロリ菌に感染している大人から小さいお子さんへの食べ物の口移しには注意が必要です。胃液は強い酸性ですが、ピロリ菌はアンモニアを作り、酸を中和することで胃の中で生息しています。ピロリ菌の感染は幼児の時に起こりますが、長年ピロリ菌が作るアンモニアや毒素で胃の粘膜が荒れて胃炎となり、そのあと潰瘍や胃がんを発症する危険性が高くなると考えられています。実際、胃がん患者さんの98%はピロリ菌に感染している事がわかっています。健康保険での感染の検査や除菌治療は胃潰瘍や十二指腸潰瘍などに限られていましたが、今年の2月から胃カメラで胃炎と診断された場合も新たに健康保険が適用されるようになりました。除菌治療は2種類の抗生物質と胃薬を1週間飲みますが、7〜8割の方が除菌に成功します。除菌できなかった場合は抗生物質のうち一種類を別のものに変更しますが、これでおよそ95%の人が除菌に成功します。除菌の判定は、検査用のお薬を飲み一定時間たった後で、はく息(呼気)を検査する方法などで行います。いま特に症状がなくても、ピロリ菌を除菌することで、将来胃がんになる危険性を大幅に減らすことが出来るので、除菌はぜひお勧めです。また胃の痛みや胃もたれなど、気になる症状のある人は積極的に胃カメラの検査を受けるようにしてください。


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