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魅惑の映画音楽を楽しもう

魅惑の映画音楽を楽しもう
今月のこの映画、この曲 第31章
by Garbo -ガルボ- 2012.10.19

~追悼『グリーンマイル』の奇跡の囚人ジョン・コフィことマイケル・クラーク・ダンカン~
曲名/『グリーンマイル』より「チーク・トゥ・チーク」

 秋空が美しい季節になりましたね。『グリーンマイル』は1999年の映画です。原作はホラー小説で名高いスティーブン・キングですが、残酷な描写はあるもののホラーとは少し違います。
 映画の冒頭老人ホーム、入居者がみんなでテレビを見ています。一人の老人がチャンネルを変えたところ古い映画が流れていました。フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースのダンス映画『トップ・ハット』です。1935年公開の映画に入居者の人々の表情が懐かしさにうっとりとなりました。そんな中、主人公のポールだけは辛い思い出に苛まれて泣き始めます。いたたまれずその場を離れ、心配した女友達に60年近い昔の思い出を語ります。
 ポール(トム・ハンクス)は当時死刑囚監房の看守主任で電気椅子による死刑執行の指揮をとっていました。ある日、雲をつくような黒人の大男が収監されてきます。その男ジョン・コフィ(マイケル・クラーク・ダンカン)は二人の幼い少女を惨殺した罪で死刑判決を受けました。刑務所に利口なネズミが現れ死刑囚のデルに芸を披露し、ミスタ・ジングルスと呼ばれるようになります。看守の一人で横暴で傲慢なパーシーはネズミを嫌い踏み殺してしまいます。その時ジョンはネズミを自分によこせと言い、看守や他の囚人達の目の前で生き返らせます。その前には重い尿路感染症で苦しんでいたポールもジョンの力で跡形もなく治癒していました。皆ジョンに奇跡の力が宿っていると認めざるを得ません。極悪なウォートン(無実のジョンがかけられた容疑こそ、彼の仕業でした。)が収監された時もジョンは彼を邪悪な男だとすぐに見抜きました。所長の妻が重い脳腫瘍と診断されると看守たちはジョンなら救えると策を計り治癒に成功し、彼の奇跡の力を確信します。
 デルの処刑の日が来ました。デルを嫌悪していたパーシーは処刑に必然のスポンジを濡らして頭に置くという行為をわざと省き、そのためデルの処刑は残酷を極めました。このむごい行為への償いをパーシーは身をもってさせられることになります。そしてついに、ジョンの処刑の日が来ます。看守達はジョンの無実を信じ、何とか救いたいのですが、叶わず。ジョンに最後の望みを聞いたところ「映画というものをまだ一度も見たことがない。見たい」そこで前述の「トップ・ハット」を鑑賞します。『チーク・トゥ・チーク』に合わせて優雅に踊るアステアとロジャースを見て「この二人は天使に違いない」と楽しそうに幸せそうに微笑みます。天からの使者だったに違いないジョン・コフィ。無実と知りながら彼を処刑せざるを得なかった看守たち。とりわけポールは最愛の近親者を看取り続ける長寿を与えられ「これは神様の罰に違いない」と考えます。『トップ・ハット』は大恐慌のさなか人々に夢を与えた素晴らしいミュージカル映画でした。アービング・バーリンの名曲はスタンダードになっています。


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ブログを書いた人
Garbo(ガルボ)
 Viola(ヴィオラ)とPiano(ピアノ)のデュオ。2005年より「魅惑の映画音楽」シリーズのコンサートを企画、開催中。気軽に映画音楽に親しんで頂きたいとの思いから低料金の入場料でコンサートを行っている。  映画の話はキネマ旬報社「映画検定」2級の長沼靖子が担当。映画検定2級は映画監督や映画の専門職でも保持者は少ない難関の検定。長年培ってきた映画に対する知識を総動員し、書物でも本格的に調べているトークは定評がある。
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